茶房 とげとげ庵

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zoom RSS 馬鹿とハサミは使いようならば、軍手とナイフは何に使われるのか?

<<   作成日時 : 2014/02/25 02:25   >>

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 人類の進歩の歴史の一端は道具のR&Dに支えられてきました。現代を生きる我々の生活も、道具なしには成り立ちません。日ごろ無意識に使っている道具を失くして途方に暮れた経験をもつ人も多いのではないでしょうか。
 私がある任意の人物に関心を抱いたとしたら、彼あるいは彼女を取り巻く道具に着目することでしょう。道具はその使用者の必要に応じてその人の手元に揃えられ、実際に使用されることによって傷や変色などの経時的変化を刻み付けられます。
 いかなる道具をいかに用いるかは各人千差万別であり、ゆえに私たちは道具の種類や使用感をつぶさに観察することで、その所有者を特徴付けることが可能です。
 例えば、落し物のボールペンを拾ったとしましょう。色彩や重量あるいは円筒部の径は持ち主の性別を、素材や内部の芯の品質は経済力を、メーカーのロゴは社会的地位を、ペン先のボールのサイズは性格を想像させます。
 例えば、板前は包丁を使いこなし、例えば、フィールドワーカーは野帳に自然を記録し、例えば、サブカルクソ野郎(この表現に悪意はありません。愛称です)はヴィレッジヴァンガードで見立てた機能性に乏しい(悪意はありません)珍奇な(悪意はありません)雑貨をこれ見よがしに(悪意はありません)部屋に飾るのです(先日初めてヴィレッジヴァンガードを冷やかしに入店したのですが、店舗一帯に漂う臭気のようなものに圧倒されてしまいました。重ねて念押ししますが悪意はないのです)。
 そろそろ本稿を読み進めるのが七面倒くさくなってきた頃合いではありませんか。何を隠そうこの記事は意図的に冗長な文章の羅列で構成されています。意図的の意図とはどんな意図かというと、不安の種を紛らわしたいという意図です。不安の種の不安がどんな不安かというと、それが本稿の主題であります。
 道具は使用者を特徴付ける手がかりであるからにして、ある人物が彼あるいは彼女に相応しからぬ道具を使うと、見過ごしがたい違和感が生じます。時としてそれは人の心を侵食し、ぞわりと不安を掻き立てるのです。誰かが自分に似つかわしくない道具を用いるとき、平凡な毎日が歪み、非日常への扉が開きます。

 知り合いの女の子が軍手とカッターナイフを貸して欲しいと連絡を寄越してきました。19の少女の要求にしては何と不穏なことか! 手袋と刃物という組み合わせはブラウン管の中の殺人者が必携するアイテムです。日本は私が考えていたよりも物騒な国なのかもしれません。深夜零時という時刻も相まって不気味の度合いが増します。分別のある子なので、普段は夜分にメッセージを送ってくることはないのですが。
 まさか彼女が犯罪に手を染めるとは考えていませんが、それにしても何を始めるつもりなのでしょう。謎は深まるばかりです。

 知り合いからのたった一行のメッセージはブログのネタになりうるのか。ちょっとした出来心で記事を書き始めたのですが、内容がなければいくらでも文章は膨張するのですね。今日はこの辺で。

 付記:追って連絡があり、バイトで使うために上記のアイテムが必要だとのこと。どんなバイトなのかは知りませんが、恐らく体力を対価に報酬を得る性質のものなのでしょう。お金を稼ぐって大変ですね。お金を稼ぐのが大変なので最近の私は芋ばかり食っています。そういえば自動車という道具を使いこなすために教習所に通うことになりました。おやすみなさい。

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