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茶房 とげとげ庵
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健康で文化的な最低限度の生活を目指す大学生です!

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タイトル 日 時
先立つ天下の回りもの
 とある昼下がりのこと、知人数名と談笑していたところ、ひょんなことから家計のやりくりの話題になった。会話が進むにつれ、身近だと思っていた皆々様方が、思いのほか高額の仕送りを受給していることが明るみになり、端的に言ってたまげた。 ...続きを見る

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2016/11/29 22:53
笑市民
 市民ホールにて落語会があるというので鑑賞してきた。開口一番の桃太郎に続いて引っ越しの夢、仲入り、曲芸、時そばという流れ。日ごろ実験作業のBGMにYouTubeで落語を聞いているのだが、やはりライブで味わう臨場感は格別であった。 ...続きを見る

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2016/11/24 16:00
東西
図書館で本を借りて、百貨店で茶葉を買って、悠々自適の週末だった。 ...続きを見る

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2016/11/21 00:42
怒気同期ニートparadise
 同じ高校から同じ大学へ進学した同級生で近況を報告しあった。とりわけ驚かされたのは、数学科の友人の優雅な毎日である。週1回のゼミに出席する以外は実家に身を置き、家事手伝いに近い生活を送っているそうだ。アルバイトはしておらず、就職や進学の予定もないという。来年度の見通しを問いただしたが、のらりくらりと誤魔化された。いわゆるひとつのパラサイトシングル前駆体といえよう。彼の表情はあまり明るくなかったが、少しふっくらとしたその顔立ちは、栄養状態の好転を雄弁に物語っていた。  単身世帯生活者としては、三... ...続きを見る

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2016/11/03 02:01
コンビニ人間
 ラジオの書評を耳にして、23時の大学図書館に立ち寄り、文芸春秋を手に取った。なるほどこれはおもしろい。一見、風変わりな人物を描いているようでいて、実際のところはいたるところに遍在するごくありふれた問題意識を浮き彫りにしている。主人公は架空の極端な人物だけれど、誰しも一片ほどは共感を覚えてしまうはずだ。みんなが踏みとどまっている一線の向こうから眺めると、世界はこんなふうに映るのだろうなあと思った。  動物が築いてきた社会の営みは、いつまでも観察していたいと思わせる奥深さがある。異なるパラメータ... ...続きを見る

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2016/10/29 01:07
近況
○修学旅行 大学院進学のめどが立ったため、修学旅行先として名高い某地方都市へと赴いてセルフ慰労を目論んだ。いわゆる自分へのご褒美である。あまり観光はできなかったものの、ちょうど4年前に参加した講演会などを聴講した。感慨深いものがあった。 ...続きを見る

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2016/10/24 01:40
東からの使者
 北関東にひたひたと寒さが忍び寄ってきた。残暑を彼方へと追いやった北風は、キンモクセイやらイチョウの実やら畑の野焼きやらの微粒子を帯びて関東平野を駆け巡る。自由落下したどんぐりに頭を叩かれて天を仰げば、快晴の青空をイイギリの実が赤く彩っていた。枯れ枝に陣取ったノシメトンボも、木間に佇むジョロウグモも、草陰に歌うコオロギも、生命の猶予はあとわずか。寒さはヒトに対してもまた容赦を知らない。木枯らし未満の風といえども、ジャケットを引っ張り出させるには十分事足りる。日増しに降下する気温が、よろずの物体の... ...続きを見る

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2016/10/16 20:18
国際昆虫学会 6日目
 よりによって学会の最終日に自分の発表があるため、最後まで気の抜けない毎日だった。この日も午前3時ころには目が覚めてしまい、発表のための原稿を暗唱していた。朝一番にポスター会場へと足を運び、セッティングを行なう。コアタイムは昼からなので、いったんシンポジウムへと移動し、いくつかの講演を聞くが、なんとなくそわそわしてしまって中身が入ってこない。少し早めにポスター会場へと向かうことにした。  コアタイムはまだ始まっていなかったものの、会場にはちらほらと人影があり、何人かを捕まえて説明した。個人的な... ...続きを見る

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2016/10/03 12:34
国際昆虫学会 5日目
 今日は通常日程。プレナリーレクチャーが社会性昆虫の話題で、楽しめた。午前、午後ともにアリに関する複数の発表の時間帯が重複しており、苦渋の取捨選択を迫られた。それだけ分野が盛り上がっているととらえることもできるけれど、悩ましい事態である。午前中は、害虫としてのアリの管理と社会性昆虫の形成する構造体の2つの会場を往復。午後は侵略的外来アリのシンポジウムへ。  一通り発表を聞き終わると、いったん宿に戻って早着替え。ドレスコードありのディナーがあるからだ。会場となったコンベンションセンターにほど近い... ...続きを見る

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2016/09/30 16:48
国際昆虫学会 4日目
 今回の学会、自分の発表は最終日なので、最後まで気分が落ち着かない。今日は昆虫採集ツアーがあり、Disney wilderness preserveとやらへ。度重なる森林火災により、草原から松林までの遷移を絶え間なく繰り返す広大な土地だった。昆虫相に関しては日本とかなり毛色が異なるようだった。黒っぽいキアゲハのようなチョウや、血のように赤いタテハが舞うさまは圧巻。アリに関しては大型のCamponotusやOdontomachus、収穫アリとして知られるPogonomyrmex、ヒアリ,Solen... ...続きを見る

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2016/09/30 16:34
国際昆虫学会 3日目
 この学会では、朝の8時から講演が組まれており、7時台に朝食をとらねば間に合わない。そのため、昼ご飯を食べる正午ころにはかなりの空腹である。会場内の食事処には似たような味のメニューしかないが、背に腹は代えられぬ、腹が減っては戦ができぬということなので仕方ない。それにしても昼食に10ドルというのは割高に感じる。  ポスター発表にはあまり惹かれるものがなかったので、シンポジウムと口頭発表を中心に回った。社会性昆虫の神経生理や共生者の研究が面白かった。たいへん参考になる。学部生の研究発表を興味本位で... ...続きを見る

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2016/09/28 20:02
国際昆虫学会 2日目
 学会二日目の朝、指導教員の先生とホテルの朝食会場で待ち合わせたのだが、時間になっても姿がみえない。仕方がないので1人で朝食をとり、会場へ向かった。道すがら積乱雲のそびえ立つ空を見上げると、トンビを二回りほど大きくしたような巨大な猛禽が旋回していた。会場の周辺では、心理学の連想検査に使うような不思議な模様をまとったハナムグリを採集。Rorschach flower chafer と呼ぶことにした。  招待講演、口頭発表、ポスター発表、シンポジウムなど、よりどりみどりのプログラムで、時間が重複し... ...続きを見る

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2016/09/27 20:38
国際昆虫学会 1日目
 ホテルの朝食はカップケーキやマフィンからなる質素なものだった。米国流の食事には早くも食傷気味。日本から持参したインスタント味噌汁の出番は近い。午前中は、会場の周辺を下見がてら昆虫を探した。アギトアリやクシフタフシアリの女王がみられて大満足。また、点在する池には色とりどりのトンボや小さなゲンゴロウ、ミズスマシなどが認められた。林縁の木々の樹冠には、金属光沢を放つコハナバチやずんぐりとしたマルハナバチが飛び交っていた。虫採りには良いところのようだ。 ...続きを見る

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2016/09/26 14:19
国際昆虫学会 0日目
 気が付けば22歳、いたずらに馬齢を重ねることにいささかの諦観を抱きつつあります。誕生日の高揚感は次第に薄れ、ただ矢のごとき光陰にため息を漏らすばかりです。思えば、今年の夏も一瞬で去っていきました。実験と論文、そして院試が、熱い日々を無慈悲に収奪していったのでした。  夏が過ぎ風あざむさなか、Fountain of Youth (若返りの泉) の伝説を耳にしました。その水を口にすれば、失われた若さを取り戻せるとのこと。言い伝えによれば、その泉は新大陸のフロリダにあるのだそうです。失われた若さを... ...続きを見る

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2016/09/25 20:15
咲いた
 卒研生にとっては院試の季節だ。どこもかしこも進学先の話題でもちきりである。卒業後のニッチを獲得せねば二進も三進もいかれないのだから致し方あるまい。狂い咲きでもない限りサクラサクとは問屋が卸しちゃあくれないものの、研究室のデスクに鎮座まします折鶴蘭が咲いた。3月に退官した教授から譲り受けた、たいへんありがたい鉢植えである。南アフリカから渡来したこのしたたかな植物の控えめな一輪も味わい深い。ささやかな祝福に少なからず心が和らいだ。 ...続きを見る

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2016/09/02 01:06
あとのまつり
地元の祭りに行ってきた。晩夏の空は分厚い雲を湛え、気まぐれに小雨を振り撒いた。屋台や大道芸の喧騒から、気化熱がエネルギーを奪っていった。人いきれ、食品と酒の匂い、煙草や蚊取り線香の香り、濃密な情報量の大気を振動させるのは、大通りを進む太鼓の音である。雨に降られて風邪をひいたのだろうか、めまいがして会場を後にした。 ...続きを見る

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2016/08/29 00:30
シン・ゴジラ 感想
 勉強の息抜きに観てきました。面白かったので、興奮の冷めやらぬうちに感想を。 ...続きを見る

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2016/07/31 02:33
両賭戦略
 大学院入試の出願料を納付するとともに、落語のチケット代を振り込んだ。正負の変動要因に投資して精神の安定をはかる。寄席の頃にはいろいろ方がついているはずだけれど、心の底から笑えるのだろうか。両賭け戦略は生態学においてもリスク分散の一例として説明されている。賭け事といえば、最近観たアニメ映画「マルドゥック・スクランブル」でも、主人公がギャンブルに興じていた。印象深かったのは、登場人物が「自らの有用性を証明する」ことで、存在を許可されるという世界観だ。ディストピア系サイバーパンクっぽい作風が好きなの... ...続きを見る

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2016/07/07 02:02
化物
 かつて通った学校に、にわかには信じがたい馬力で仕事をこなす人々がいた。彼らの原動力は、おそらく急進的かつ狂信的(と揶揄されてもやむを得ない)思想信条であったとみうけられる。驚くべき集中力を勉学に注ぎ、部活動でも成果を挙げ、生徒会にも名を連ねているようなタイプが、学年に沢山いたのだ。人柄は押しなべて陽気、周囲からの人望も厚く、言葉を交わせばなるほど好人物である。いささかビビりがちな生徒であった僕は、尊敬というよりむしろ畏怖の念を覚えていた。 ...続きを見る

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2016/06/22 23:53
石垣島
石垣島 行ってきました。 ...続きを見る

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2016/06/19 00:17

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